一人でも大画面は正義!4K有機ELテレビ「CQ1」を買うまでと買ってから【ベストバイガジェット2021】

レビュー

この記事は、今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2021の10日目の記事です

こんにちは、どらです。早いものでもうアドベントカレンダーの季節になりましたね。毎年恒例のこのアドベントカレンダーへの参加ももう5回目。

今年は学生時代を過ごした京都に別れを告げ、東京で就職して大きく生活が変わった1年でした。そんな今年のベストバイは、ズバリSHARPの4K有機ELテレビ「4T-C48CQ1」(以降CQ1と表記)です!

買い替えを決断するまで

元々テレビは持っていましたが、なぜ買い替えたくなったのかというと大体こんな理由です。

  • 引っ越して家が広くなった(23 m^2→29 m^2)
  • ライブBDを買うことが増えてきたので、ライブで重要な黒が映える有機ELで鑑賞したい
  • コロナ禍の入社で、家でごはんを食べる機会が増えたりオンラインライブの鑑賞が増えたりした
  • 持っていたテレビは21インチフルHDで、PCデスクでは24インチ4K液晶を使っているため、PCモニタに負ける視聴・ゲーム環境をなんとかしたい

そのため、最初から4K有機ELに絞って購入対象を探しました。

購入候補の比較検討

先ほどの条件で検索したところ、候補に上がったのは主に以下の3つでした。

ソニー 48V型 有機EL テレビ ブラビア KJ-48A9S
シャープ 48V型 有機EL テレビ AQUOS OLED 4T-C48CQ1
LG 48型 4Kチューナー内蔵 有機EL テレビ OLED 48CXPJA

秋葉原のヨドバシに行ったところ、上記3つどれも展示機が置いてあり実際に動作を確かめることができました。行く前はLGが最安かつパネルを作っているだけあり期待を寄せていましたが、想像以上にWebOSとマジックリモコンの操作感が最悪で真っ先に選択肢から外れることに。

昨年暮れにChromecast with Google TVを買って愛用していたこともあり、Android TV搭載の2つに絞りました。触った感触ではSONYのA9Sの方が番組表など随所のUIが洗練されている印象を受けましたが、SHARPのCQ1と5万円ほどの開きがあり、その値段差ほどの価値はないかなと判断してCQ1を購入する運びとなりました。

設置方法の検討

さて、購入する機種を決めたら次は設置方法の検討です。以前は付属スタンドを使ってテレビ台に設置する方法が主流でしたが、近頃は壁寄せスタンドなどに固定してしまうタイプが人気を博しています。

朝日木材加工 ASAHIWOOD.PROCESSING スウィング Swing AS-WA800

テレビ台だと通常テレビ以上の幅が必要になり部屋を圧迫すること、耐震に不安があることから上記のテレビスタンドを選択しました。こちら含めたテレビスタンドもヨドバシに大量に展示があり、安っぽく見えないか、高さが合うかなどは実際に見た方が安心だと思いました。

また、テレビ台への設置を購入時にお願いしたのですが、これは本当にお願いしてよかったです。最初からスタンドへの設置を行なってくれ、段ボールや発泡スチロールを全て持ち帰ってくれるため、3千円の設置費用は安すぎるくらいでした。48型でも15kgを超える本体重量のため、まず1人で組み立てるのは無理がありました。

買う前の心配したことと買った後の感想

十分な視聴距離を確保できるか

一人暮らしで大型テレビを買う際にまず心配になるのが視聴距離だと思います。筆者の部屋は下図のような状況だったため、宣伝でよく使われる 画面の高さ×1.5=約0.9m は離れていましたが、日本オーディオ協会が提案する「ホームシアター映像 調整・環境ガイドライン」の2.6mには届かない状況でした(参考)。

テレビとの距離は1.5mくらい

実際に届いてみると、その心配は杞憂で映像作品を楽しむ分には程よい没入感でした。特にアニメやドラマの背景の情報がとても見えるようになり、大きな感動がありました。ただ、バラエティなどの地上波番組を中心とする場合には、もう少し離れた方が良さそうです。

音量のボリュームが細かくコントロールできるか

このような大型テレビは複数人で暮らす方が購入することがほとんどだと思ったため、購入前は最小ボリュームでも大きくて調整が難しかったらどうしよう…という不安がありました。

購入後の現在は概ね音量15~25の範囲で使っており、少し小さく・大きくといった調整にも対応できる刻みでちょうどよく使えています。

嬉しい誤算としては、Bluetoothを搭載しておりイヤホンやヘッドホンに無線出力できるとわかったことでした。普通はイヤホン端子からトランスミッターで飛ばすなどの必要がありますが、深夜に大音量で鑑賞したい場合でもこれなら安心です。

AirPods Proもちゃんと接続できた

値段分の価値を感じられるか

完全に個人の問題ですが、テレビをつけている時間自体は長くなかった自分が、15万ちょっとという金額に見合う価値を感じられるかは不安要素でした。

しかし、実際に届いてからは映像を見たいモチベが爆上がりし、以前は見向きもしなかったNetflixに加入してオリジナル作品を4Kで楽しむなど、エンタメの幅が広がってとても満足しています。

まとめ

今年のベストバイガジェットは、4K有機ELテレビのCQ1でした。買うにあたって、同じように一人暮らしで大型テレビを購入している方の感想をたくさん読みたかったのですが、トバログさん以外はほぼ引っかからないという状況でした。

そのような不安があったので、今回の記事が大型テレビ購入を考える一人暮らしの人の背中を押すきっかけとなれば幸いです。それでは、良いお年を!

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