着けていることを忘れるほど心地よい「WH-1000XM3」レビュー【ベストバイガジェット2018】

レビュー

この記事は、「今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2018」の10日目の記事です。
昨日はTAKUMA327さんによる「Pixel 3 XL」のレビュー記事でした。夜景モードが楽しそうな機種ですよね。

さて、今年はガジェットを欲望のままに買い漁った僕ですが、ベストバイとしては、SONYのノイキャンヘッドフォン「WH-1000XM3」を挙げたいと思います!
ブログを久々に書こうとしてトラブってしまい、一日遅れたのは大変申し訳ないです。。。

なぜノイキャンヘッドフォンを買うのか

レビューに入る前に、僕がなぜノイキャンヘッドフォンを買うのかについて触れたいと思います。

皆さんは、イヤホンやヘッドフォンを買う時、家電量販店で試聴しますか?
そして、少なからず一度はこう思うのではないのでしょうか。

「背景の雑音が気になって、そもそも音質を比べづらいなぁ」

実際、家電量販店は極度にうるさいことが多いので、普段使いでは問題ないかもしれません。ただ、移動中によく使うオーディオ機器で、雑音が多い場所で純粋に音楽を楽しめないのはもったいないと僕は思います。

雑音が多ければ、いくら音質良く奏でてくれても意味がないと。

旧モデルXM2と比較して

10月に発売されたXM3ですが、僕は4月にXM2を購入しており、その頃からこのシリーズを愛用していました。
せっかくなので、変わらず優秀な部分、変わってよかった部分などを紹介していきます。

ノイキャン性能は微妙に向上?

ノイズキャンセリングプロセッサ「QN1」を搭載したことによる性能向上が話題のXM3ですが、 XM2からの乗り換えでは思ったほどの変化を感じませんでした。
ただ、XM2の段階で既に高い完成度にあり、XM3でもバッチリ車や電車のノイズをしっかりカットしてくれます。

相変わらず近くの喋り声とかは完全にシャットアウトされるわけではないですが、音楽を聴き始めれば全く耳に入らなくなるので無問題。
むしろ、個人的には NC特有の圧迫感が全くなく 、ずっと着けていられる点が気に入っています。

諸々のアクセサリが収納できる

オーディオケーブルや充電ケーブルまで収まるケース

XM2までは、付属のケースに航空機用アダプターしか入りませんでしたが、XM3では有線ケーブルやType-Cケーブルも入るようになりました!
こないだ乗った飛行機が古く、Bluetoothを常時使えなかったので役立ちました。
Type-Cケーブルはとっても短いですが、携帯性を考慮するとこれでいいと思っています。

より”やさしく”なった本体

まず、XM2からかなり軽くなりました!
20gほど違うそうですが、持った感じでは数値以上に軽さを感じてびっくりします。有線ヘッドフォンだと言っても騙せるレベルで軽いです。

柔らかい質感になり、より着け心地が増したXM3

また、ヘッドフォンの素材がザラザラしたものからマットな質感のものに変わり、全体的にやわらかい印象を受けます。
実際に装着しても印象は変わらず、耳当て部の内径が広くなったことで 耳たぶが痛くなることが減り 、軽さと相まってより長時間つけられるようにないました。

タッチセンサーの反応が若干悪くなった

1000Xシリーズ当初から搭載されているタッチセンサー。慣れると便利ですが、素材が変わった影響でXM2より認識されないことが増えたように感じます。
特に一時停止の2回タップがシビアで、ゆっくり丁寧にやるとうまくいくことが多いです。

また、クイックアテンションモードも引き続き搭載されており、電車や飛行機のアナウンスを耳から外さずに聞けるので案外使うことは多いです。

低音が強化されつつも、バランスの取れた音質

ノイキャンが注目されがちなこのヘッドホンですが、音質面でも妥協はありません。
XM3では、SONYらしいバランスの取れた音質はそのまま、より低音のキレが強化されて非常に満足いく音質です。

コーデックもウォークマンやAndroid端末ではLDAC、iPhoneではAAC、またMacBook ProではaptXと言ったように、どの端末と繋ごうと最高音質で音楽を届けてくれます。

また、有線接続時の音質が大きく改善されたことも特徴です。XM2は無線時と比べてお話にならないレベルでひどい音質でしたが、XM3では無線時と遜色ないレベルになっています。

「リズと青い鳥」や「ゆるキャン△」などのサントラと相性が特に良くて、普段適当な環境で聴く時よりも一段と豊かな響きを楽しむことができます。
特に「リズと青い鳥 第三楽章」でのオーボエの音の広がりには思わずニヤケてしまいます。

Walkman Aシリーズとの相性も良好

また、映画鑑賞や今話題のAudibleとの相性が予想以上に良いです。飛行機や高速バスなどでも、ノイキャンのおかげでセリフが聞こえないということが無くなります。素晴らしいです。

充電を気にしないバッテリー持ち

公称30時間を謳う本機ですが、実際に使っていても偽りなくそれぐらいバッテリーが持ってくれます。
週2回ほどバイト中に3時間ほどつけ、家で気が向いた時に聴く程度では、充電は2週間に1度ぐらいで済んでしまうのですから驚きです。
前述から分かる通り、電源オフで放置しててもバッテリーが減ることはほぼなく、そういう点でも素晴らしいバッテリー持ちです。

総評:場所を選ばず、音楽を聴くのがもっと楽しくなる

つい長々と書いてしまいましたが、XM3の良さが皆さんに少しでも伝われば幸いです。
今年は他にも色々買ってるので、年末までにまとめ記事をまた書ければと思います。

明日(今日)は、本Advent初参加のpufuさんによる記事です。楽しみですね!

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