“時計”として進化した「Apple Watch Series 5」3ヶ月レビュー【ベストバイガジェット2019】

レビュー

この記事は、「今年のベストバイガジェット Advent Calendar 2019」の 3 日目の記事です。
今年もたくさん買ったので、昨年に引き続き 2 回目の参加となります。

さて、今年のベストバイガジェットは、発売日に購入し愛用している「Apple Watch Series 5」とすることにしました。本記事では、Series 2 から乗り換えた感想、現在の使い道などをご紹介できればと思います。

Series 2 から見た変更点

約2年前に中古で購入した Series 2 ですが、レスポンスがとても遅くそろそろ限界に。最新の Series 5 を比べると、以下のような変更点があります。

  • 画面の常時表示
  • コンパスの搭載
  • 性能向上した S5 プロセッサ
  • ベゼルが狭くなり、サイズ変わらず画面が大型化 (Series 4~)
  • 11.4mm → 10.7mm と より薄く (Series 4~)

普段自転車で移動する身としては、常時表示に心を揺さぶられ、気づいたら購入していました…。

3 ヶ月弱使用した感想

常時表示で、本当の「腕時計」に

最大の買い替え動機となった「常時表示」ですが、とても便利です。
当たり前に常に時刻がわかることがこんなに便利だったとは…()

非アクティブ時は、コンパスや騒音計が非表示になったりはするものの、 Wear OS 搭載機などに比べると、心配になるほどリッチです。気になる電池持ちですが、概ね下のような感覚です。
2 日は持たないが、1 日は確実に持つといったところ。二次会で朝まで…とかだと厳しいかも。

  • 2:00 (100 %):充電器から外し、装着して就寝(シアターモードON)
  • 10:00 (95 %):起床(シアターモードOFF)
  • 22:00 (30~40%):帰宅

日によってバラつきはあるものの、1 日で通知受信は 90 回、Apple Pay 利用 1 回、アプリ利用は 10 分以下といったような感じです。シアターモードについては、後述の睡眠記録で触れます。

快適レスポンスでアプリの使用頻度が増えた

処理性能が飛躍的に向上し、Watch から返信したり、アプリを起動する機会が増えました。
ただ、LINE のトーク一覧が表示できない不具合が長期間放置されているのは少し残念。

コンパスは街中でも便利

Series 5 から新規搭載されたコンパス。発売当初に登山家などの間で話題となりましたが、意外と役立つことは多いです。

例えば、屋内施設や地下の移動
特に大阪や東京などの都会では、ビル群に囲まれGPSの精度が悪いこともしばしば。そんな時に腕をかざせば方角が分かるので、迷わず動くことができます。

また、筆者の住む京都は、街が碁盤の目状になっているので、方角があれば迷わない(?)のです!

現在の使い道

オンの日は情報量多め、オフの日はシンプルに

アクティブな日は、次の予定や天気、タイマーなどが使いやすい文字盤を、オフの日にはシンプルでお洒落な文字盤を使うことが多いです。

普段から Google カレンダーで予定管理する人なら、次の予定がいつでも見れる便利さは手放せなくなると思うのでおすすめです。

睡眠記録は自動でおまかせ

下のアプリを使用して、睡眠記録も Watch でつけています。自動で記録開始/終了を行ってくれるため、寝落ちしがちな人は特に便利。

Sleep Watch by Bodymatter

ちなみに、これをすると「いつ充電するのか」問題が発生しますが、僕は入浴から寝るまでの間を充電に充てています。

PayPay や Shazam も腕の上で

ようやく Series 4 あたりからまともに使えるようになった Watch アプリ。
ここ最近、よく使うのは下のアプリたちです。

  • Shazam
  • Authy
  • Strava
  • Spotify
  • PayPay

特に Shazam は、コンプリケーションを置いとけばスマホよりも一瞬で聞き取れ、大変便利です。また、PayPay は実際にセブンなどで使ってみたところ、問題なくバーコード/QRの読み取りを行うことができました。

ほかにも、二段階認証のコードを手元で確認できるので Authy も地味に使うことが多いです。

さらに、サイクリングの際に Strava で記録を取ったり、機会は限られますが、snoww でのスキー記録も重宝しています。

スマートEXで快適に新幹線乗車

手持ちの交通系 IC カードを登録できる「スマートEX」。Suica が使える Apple Watch も、もちろん例外ではありません。
特に、新幹線乗車時はトランクなどを抱えていることも多く、腕をかざすだけで入場できるのはとても気持ち良いです。

なお、改札を通ろうとすると、左腕より右腕につけた方がスムーズになります。
僕は、電車に乗る日は右腕、そうでない日は左腕につけることで対処しています。

まとめ:万人に勧めやすくなったスマートウォッチ

常時表示が可能になり、通常の腕時計を使用している人にも、より勧めやすくなりました。

腕の上であなたの生活をちょっぴり便利にしてくれる Apple Watch 、まだお使いでない方は是非手に取ってみてください。

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